ミシン修理 宮崎日記29
こんにちは!
週末で本当に気持ちのいい天気になりましたね(*^▽^*)
午前中は日南の南郷町にミシンの修理で行ってきました。
海岸沿いを走って行きました。
海をずっと眺めながら走ってましたが、家族で釣りを楽しんだり
サーフィンをしたり、大型バイクでツーリングをしたりで
みなさん、週末をいろんな形で楽しんでました。
きょうはジャガーミシンの修理をしています。
症状は調子がいい時はきれいに縫えるが悪くなると何処を
さわっても、生地の裏の方に食い込んで縫えなくなるみたいです。
特に厚物などを縫ったり少し段差がある時などは縫えなくなるみたいです。
とりあえず縫ってみたら、最初は確かに縫えましたが、そのうちに
お客様が言われたような裏が緩み、食い込む症状がでてきました。
分解して各部を点検してみたら、まず内釜にキズと針を刺して出来た
キズがありそこのキズなどに上糸が引っ掛かり糸調子の乱れや
上糸が釜から抜けずに食い込むみたいです。
この中釜の右側の方や右上のほうなどにキズがあるのが分かると
思いますが、内釜の回りを上糸が通っていくので少しのキズでも
影響はある思います。
キズが入る原因は縫う時に送りが悪くなると生地を引っ張ると内釜に
負担がかかり右方向に回って針が当たってこのようになりやすいです。
あまり引っ張りすぎると内釜を抑える内釜回り止め板甘くなり
ちょっとした事で内釜が右にずれてしまい先ほどみたいな
キズが入っていきます。
ミシンを使う時は出来れば、あまり手で引っ張りすぎずに
生地の手前を持って舵を取るぐらいの感覚で縫うのがベストです。