ミシン修理 宮崎日記33
2012-10-28 04:43:58
テーマ:
ブログ
10月も今日が最後の日曜日ですね。
本当に日がたつのがは早く感じます。
今日はリッカーミシンの修理をしています。
電子のお針箱と言う愛称で売られてたみたいです。
年数は30年位でリッカーマイティーB3です。
少し前からゆっくり縫う分にはいいのですが早く縫うと凄い音がして
糸が切れたりするそうです。
以前から気にはなってたみたいですが最近は音がかなり大きくなって
夜は音が大きすぎて使えなく持って来られました。
動かしてみると確かに高速で縫うと金属音がします。
部品と部品が当たっているような感じの音です。
開けてみると針棒の所に針穴を自動で通してくれる糸通しフックの
高さを固定する枕のネジがゆるんで押え棒の部品に当たって音が
でてたみたいです。
永く使って針棒の上下の動きの振動で少しづつ固定しているネジが
緩んでしまったのでしょね。
糸通しも当然使えないので自分の目で通してたそうです。
なかなか針に糸を通すのが大変だったみたいです。
先ほどの部品の高さなどを合わせてネジを固定して音は止まりました。
ネジの緩みなどは動きがある部分についてはたまにはチェックした方が
いいですね。
糸目の乱れなどは釜の油切れや針のつぶれなどから
釜の回転がきれいに回ってなくて上糸と下糸の調整が悪くなってたようです。
各部に油を注して手直しで完了です。