ミシン修理 宮崎日記40

2012-11-10 09:12:59
テーマ: ブログ

こんにちは!

今日は朝から太陽が顔を出してません。

余計に寒く感じますね 湿度が下がると同じ気温でも

体感温度は寒く感じるみたいです。

今日はジャノメミシンの修理を持って来られました。

症状は釜の中に糸が食い込んで動かなくなるようです。

考えられるのは糸掛けの間違いや下糸のセットの仕方など

もありますがここは問題はありません。

各部の点検をしたら内釜が悪いのが分かりました。

市場日記

これが内釜です。

よ~く見ると右上の方に針で刺した跡があるのが分かると思いますが

ここが原因です。

水平釜の内釜です。ボビンを入れる所です。

ボビンケースを使う、垂直釜のボビンケースの役割をする部分です。

要するに上糸と下糸を交差させる所です。

特に上糸の通り道です。

だからこの部分にちょっとしたキズがあっても上糸が引っ掛かり

釜の中に食い込んだり、糸目が悪くなったりします。

原因は生地などを引っ張って縫う事で起きる針曲がりや

プーリーを無理して回して動かすと内釜が外釜のレールから

外れて針が折れたり糸が食い込んだりが考えられます。

縫う時にはまめに針を替えたり生地をあまり引っ張らずに縫うなど

して使いましょうね。

あとは釜のお掃除をする事でトラブルも防げますよ。