ミシン修理 宮崎日記63
こんにちは!
今日から三連休の方も多いでしょうね!
学校も冬休みに入りました。
師走でバタバタしますが頑張っていきましょう。![]()
今日はシンガーミシンの修理をしています。
シンガーSRE1300 実用縫いのコンピューターミシンです。
年数は20年以上はたってると思います。
まだこの当時は今もみたいに水平釜が主流ではなくどちらかと言えば
垂直釜が多かったですね。 今日のミシンは垂直半回転釜です。
症状は電源は入るがスタートボタンを押しても全く動かないようです。
動作の確認をしましたが確かに動きません。![]()
電源を入れると模様選択のランプや手元ライトはつきますが
スタートボタンや返し縫いレバーを押しても全く動きません。
考えられるのはモーター関係の不具合だと思いますので
そこを中心に見てみましょう。
分解してモーターを見てみるとモーターのカーボンのキャップが割れて
はずれています。![]()
このキャップが割れてはずれてるのは珍しですが、モーター自体が
悪いのではないようです。
モーターが良くてもカーボンがないと当然動きません。
カーボンの役割は電流を伝えたり、火花の発生を抑制する事です。
すなわちカーボンは恒にモーターの中にあるコミュテーターと当たってて、
その摩擦でコイルを回転させるのでキャップがないとカーボンを固定せられないので
動かないのです。
カーボンにバネが付いていてキャップを締めてモーターの中に固定します。
使っていきますとすり減ってきます。
減っていくと力も弱くなってりしますので、定期的な点検も
大事ですよ!
今回はモーターの中の交換はせずにカーボンの交換で完了です。![]()




