ミシン修理 宮崎日記74
こんにちは!
今日は成人の日です。
成人の日を迎えられた方おめでとうございます。
大人になった事を自覚して責任のある行動をとっていきましょう。
今日はブラザーミシンの修理をしています。
型番はBC100 年数は10年位だそうです。
症状は針が折れて最後は縫えなくなったようです。
少し前に別のミシン屋さんで見てもらったそうですがその時は
調整で直ったようですが・・・・・・今回は下糸をすくわなくなって縫い目も
出来ないようです。
動かしてみましたが確かに下糸が上がってきません。
分解して各部の点検をしていきましょう。
先ずは針と釜のタイミングが大きくずれています。
釜の剣先がちょうど針と重なって釜が上糸をすくい下糸を
絡めて縫い目を作って行くのですが全く剣先が逆になってるので
当然下糸も上がってきませんし縫い目も出来ません。
釜のタイミングを取っていきます。
針と釜のタイミングは合わせる事が出来ましたが
このミシンはタイミングを合わせても水平釜が固定されずに2~3センチ程
動いてしまいます。
釜に繋がってるカムや軸などを調べたら上軸と下軸を分岐するカムの
ネジがゆるんでいました。
ここを締めて釜のタイミングは完了です。
小型で軽量のミシンはどうしても部品やモーターなどを軽量化するので
確かに持ち運びなどには便利にはなりますがこんな感じでネジの緩みやギアの
割れなどは重いミシンに比べて出やすいです。
ミシンもいろんなタイプがありますのでそのミシンにあった使い方を
しないと故障の原因にもなりますので説明書を参考に使って下さいね!