ミシン修理 宮崎日記65
2012-12-24 02:34:25
テーマ:
ブログ
こんにちは!
今年も早いもので、あと8日になりました。
クリスマスが過ぎると一気に大みそかに入っていきます
今日はエルナミシンの修理をしています。
エルナ105DX 小型の電気ミシンです。 スイスのメーカーです。
症状はスタートボタンを押してもモーターは動くが針が上下しないようです。
確かに電源を入れてスタートさせてもモーターは回っていますが
針が動いてません
モーターベルトの外れや緩みも考えられますが
はずみ車を手で動かすとすごく軽いです。
はずみ車の蓋だけが動いてるような軽さです。
モーター関係とはずみ車関係を重点的に見ていきましょう。
ベルトの外れや緩みも異常はありません。
分解して確認すると手で回すと針は正常に動きますので
はずみ車が原因みたいですね。
部品のばらして各部を点検しましたが重くはなってますが異状はありません
よく見るとはずみ車のカバーの中の上軸プーリーを連結する所が
割れています。
ここがなくなってるので上軸プーリーを抑えられずに外側のカバーだけが
回ってしまい針が動かなくなってました。
この部分を交換しました。
あとは全体的に重くなってますので軽くしないとまた部品が割れるような事に
なりますので注油出来る所には注油して全体的に軽くしていきます。