ミシン修理 宮崎日記72
こんにちは!
今日は七草粥を食べる日ですね。
その一年を無病息災を願って食べられます。 健康で一年が過ごせるのが
一番ですからね!
今日はお客様からこんな質問がありました。
入園用の手提げを縫われた時に縫い始めの段差の部分がうまく縫えず
生地によっては同じ所を足踏みして動かなくなったり無理して引っ張って縫うと
針が折れたりしてどうしたら縫えるのかと質問がありました。
要するにこんな感じです。
どうしてもこんな状況は作品を作っていくと出てきますよね!
縫いにくくなったり送りが悪くなったりするのは
生地を抑える「押え」の角度で決まります。
上の図のように押えのお尻が下がってると送り歯に生地が当たる面積が
少なくなりますし生地を押える面積も少なくなりますので当然送らなくなります。
昔のミシンの説明書などには記載されてる事もありますが押えのお尻側に
紙や生地などでもいいですが下がってる部分に入れて押えの角度を
平行にするときれいに縫えるようになりますよ!
後ろを上げるだけでも生地を押える力も送る力も直接伝わっていきますので
負担も少なく動きやすくなるはずです。
※限界はあります。
最近は押えの横のボタンを押すと後ろに物を入れなくても
押えの後ろの部分がロックされて押えが平行に固定される物もあります。
上の図は押えがボタンでロックする押えです。
ミシンの故障の原因は無理な使い方で壊してしまうケースも多いです。
特に厚地や薄地、ニット生地などが多いので生地にあった使い方をしましょう。
ミシンの事なら何でもお問い合わせ下さい。