ミシン修理 宮崎日記95
こんにちは!
今日も天気がいいですね!
1868年の今日は幕府で裁縫ミシンの講習会があった日だそうです。
日本にミシンが来たのが1854年のペリーの二度目の来日の時だそうです。
歴史を感じますね!
今日はシンガーミシンの修理をしています。
型はシンガーフィットライン6580実用の電子ミシンです。
症状は糸目が緩くなって縫い目がきれいに出ないようです。
ミシンの修理などで多い症状です。
お客様の方で確認してもらいたい事は先ずは針が曲がってないか?
針先がつぶれてないか?
生地にあった針や糸など使ってるかなどです。
針などや糸などを替えたりするだけで直る事も多いですよ!
このミシンは針や糸は大丈夫でした。
それでは各部の点検をしていこうと思います。
いろんな所を点検したら上糸調子器が悪いようです。
上糸調子器は上糸と下糸の力の強さを調整してちょうど生地の
中心に上と下の糸を調整する所です。
糸調子器をばらして確認したらい糸調子器のスプリングが
きつくなってダイアルを回しても強さが変わりません。
したがってどうしても糸目がゆるんだり、つっぱたりしてしまいます。
糸調子器をばらしてスプリングんなどを調整して何とか良くなりそうです。
あとは上糸を掛けやすくしたり、糸を抜き取りやすくする為に押えと連動して
動いて糸調子器の糸道を開いたり、閉じたりする部品が作動してませんでした。
その部分を調整して各部の手直しと注油で完了です。
ミシンも使い方やお手入れ次第で寿命も変わります。
毎日使わない方も多いですが必要な時にパッと出してパッと動いてくれないと
困りますよね!
だからこそ持ちだしやすい所に保管して使いやすい状態にしとくだけでも
違います。
まずは何かミシンの事なら何でもお問い合わせ下さい。
お問い合わせフリーダイアル0120-39-3425